初心者必見!FXの取引ってどうやるの?
はじめに
前回は口座開設までを説明しましたので、今回は口座開設をしてからいざ取引をしていく上での基本的なことや、注意点などを解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ロング・ショートと2通りの取引形態
FXでは、買いから入ることをロング、売りから入ることをショートと言います。また、買ったままの状態をロングポジション、売ったままの状態をショートポジションと呼びます。そして、それぞれを決済するには、逆のことをすれば良いということです。例えば、買いから入った場合は、売った時点で決済完了、売りから入った場合は、買い戻して決済完了という訳です。また、注文を入れることを「エントリーする」と言います。
利益の出し方
前述の通り、FXには2通りの取引形態があります。その中で、どのようにすれば利益がでるのか?損失はでるのか?について説明していきます。分かりやすく米ドル/円で説明します。まず、1ドル100円の時にロングで注文をした場合、1ドル110円に上がった時に売れば1ドルあたり10円の利益です。逆に1ドル90円に下がった時に売れば、1ドル当たり10円の損失です。
次いで、1ドル100円の時にショートで注文を出した場合です。この場合は、1ドルが110円の時に買い戻すと1ドルあたり10円の損失が出ます。逆に、1ドル90円になった時に買い戻せば、1ドルあたり10円の利益が出ます。
つまり、ロングでエントリーした場合は相場が上がれば利益、相場が下がれば損失ということです。逆に、ショートでエントリーした場合は、相場が上がれば損失、相場が下がれば利益が出るということになります。
エントリーの方法と注意点(成行注文)
注文には数種類の方法がありますが、今回は基本的な成行注文について説明します。この注文方法は、下図のようにツーウェイプライスというものが提示されます。注文の仕方は、ロングでエントリーする時は、右の赤いボタンを押して、ショートでエントリーする時は、左の青いボタンを押すことでポジションをすぐに持つことができます。また、それぞれに表示されている数字が、リアルタイムの相場になります。この成行注文は、瞬時に注文が可能で便利ですが、それだけに確認を怠って意図しない方のボタンを押してしまう可能性もありますので、注文時には十分注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は、ロングやショート、注文方法まで説明しました。また、注文方法についてはこの成行注文の他にも便利な注文方法もあります。そちらの方は、次回詳しく説明していきます。