FXにおける注文方法~多彩かつ便利な注文~

 

はじめに

FXの注文方法には、前回に解説しました「成行注文」以外にも、様々な注文方法が存在します。前回は、成行注文について説明しましたので、今回はその他の注文方法について解説していきます。

多彩な注文方法

これから4つの注文方法をご紹介します。どれも便利で、忙しい方やパソコンやスマホを見る時間があまり取れないという方に特化したオススメの注文方法ばかりですのでぜひ参考にして下さい。

指値注文/逆指値注文

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図1は現在1ドル100円でロングポジションを持っています。この時点で以後、1ドルが110円まで上がったら売るというように自動で利益を確定させてくれる注文が「指値注文」です。反対に図2は、1ドル100円でロングポジションを持っていて、1ドル90円にまで下がったら、損切るというように自動で損失を限定してくれる注文を「逆指値注文」と言います。シンプルで、使いやすい注文方法ですので、ぜひ試してみて下さい。

・IFD注文(イフダン注文)

f:id:par_72_golf:20180914152606p:plain イフダン注文は、一次注文と二次注文を同時に出せる注文方法です。図のように、1ドル100円から90円になったら買い注文(一次注文)を出し、その後1ドル110円に上昇したら売るような注文を自動で設定できます。逆に、110円になったらショートで入って90円になれば決済ということもできます。

・OCO注文

f:id:par_72_golf:20180914154609p:plain OCO注文は、上図のように現在1ドル100円のロングポジションを持っていると仮定します。その後、1ドル110円になれば利食い、1ドル90円になれば損切りというような2つの注文を自動で行ってくれる注文です。利食いはもちろん損切の注文も出せるので、大きく損失が出ることを防げます。

利食いとは→利益を確定させること

損切りとは→損失を確定させること

 ・IFDO注文(イフダンオーシーオー注文)

 

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イフダンオーシーオー注文は上図のように、1ドルが100円に下がったらロング注文を出し、120円になれば利食い、90円になれば損切りというような複雑な注文を自動でこなしてくれる注文方法です。この注文方法は、ポジション取りから決済までの流れを全てまかなえるので1度注文を出せば、決済まで何もしなくてもよいので、忙しい時などには、オススメの注文方法かつ、最強の注文方法です。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は多彩な注文方法について紹介してきましたが、少し分かりにくい所もあるかと思います。ですのでこちらを参考にして頂き、実際に注文を出して頂くことで、理解できると思いますので、ぜひ試してみて下さい。