【FX】 スプレッドについて ~知らないと損をする~
はじめに
今回はスプレッドについて解説していきます。スプレッドとは為替取引における手数料のようなもので、FXの取引にはトレードをする度に掛かってきます。またスプレッドは、取り扱い会社によっても異なりますので、できるだけ安い会社を選んだ方がトレードも有利に運べます。特にスキャルピングにおいては、大変重要なものになるので、スプレッドには十分注意が必要です。
スプレッドは変わる
前述の通り、取り扱い会社によってスプレッドの幅は変わると説明しましたが、実は時間帯や、取り扱い会社が契約している銀行の数によっても変動します。まず時間帯についてですが、日本時間のAM5時~8時ぐらいまではスプレッドが高い傾向にあります。これは、市場参加者が少ないと起こる現象で、ゴールデンウィークやお正月などの長期連休にもよく起こります。次に取り扱い会社が契約している銀行の数についてですが、実は皆さんがトレードしているレートと実際の為替市場のレートは異なっています。FXの取り扱い会社は、契約している銀行が提示するレートをさらに手数料を乗せて私たちに提示している訳です。この手数料こそがスプレッドで、銀行から提示されたレートが安ければスプレッドも安く抑えられるということです。つまり、取り扱い会社が契約している銀行の数が多ければ、安く提示してくれた銀行を選別できるので、契約先銀行の数が多い取り扱い会社が有利になってきます。
【契約先銀行の多いFX取り扱い会社】
・YJFX:https://www.yjfx.jp/
・外為どっとコム:
https://www.gaitame.com/g/pc_lp3.html?gclsrc=ds&gclid=CKirnoWzj94CFdDPvAod1vMEdw
・スリッページに注意
スリッページとは、重要な経済指標の発表や要人が発言した時など、相場が大きく動くような時に発生するもので、注文した価格が反映されないという事態が起こります。簡単に説明しますと、相場の動きが大きいためにFX取り扱い会社のシステム上、リアルタイムの相場についていけないのが原因です。ですので、このような時に注文を出すと、スプレッドを大きく持っていかれます。対処法としては、スリッページ設定を行うか、相場が落ち着くまでトレードを待つことです。
・まとめ
スプレッドはトレードにおいて非常に大事な項目です。スプレッド次第で、収支が大きく変わってくることも少なからずあります。また前述の通り、スプレッドは常に一定ではありませんので、注文を入れる時は必ずスプレッドを確認してから行うようにしましょう。