【FX】入門スプレッドとスワップ金利についての解説

 

はじめに

FXには、相場の変動による利益と損失の他にも、発生するお金があります。それは、買値と売値の差である「スプレッド」というものと、通貨間における金利の差である「スワップ金利」です。今回は、この2つについて解説していきます。

スプレッドとは

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スプレッドとは前述の通り、買値と売値の差の価格を指します。上図を見て頂くと分かるように、青のボタン部に111.482と表示されています。これが売る時の価格です。そして赤のボタン部に111.485と表示されています。こちらが買う時の価格です。つまり、小数第3位の数字の差がスプレッドという訳です。このスプレッド(手数料)でFX会社が成り立っているということです。

スワップ金利

スワップ金利とは、簡単にいうと、通貨間の金利格差です。例えばドル円の取引で説明すると、現在日本の政策金利が0.1%で、米国が2.0%だったとします。そして円を売ってドルを買ったと仮定します。そうすると、日本の金利に対して米国の金利は1.9%高いですので、この差がスワップ金利でその分の差益が貰えるということです。また、政策金利は日々変わり、スワップ金利も常に動きますので注意は必要です。

相場の流れ

相場の流れは、日々変わるものです。FXで稼ぐには、経済の仕組みや流れに少しばかりは敏感でなければいけません。米ドル絡みの取引をするのに、米国の国務長官を知らない、主な貿易相手国を知らないでは、話になりません。日本だけではなく、世界に注目して、世界情勢に詳しくなって下さい。そうすることで相場の流れを理解することができるようになってくると強く思います。

まとめ

今回は、スプレッドとスワップ金利について解説しました。特にスワップ金利の取引においては、長期的な相場を読む力が必要になってきます。金利分で利益を出す目的のトレードですので、相場そのものが下がってしまえば、金利分以上の損失が発生してしまいます。ですので、これから相場は上がるのか?下がるのか?もしくは一定か?というように相場を読む力を鍛えることが大切です。