【FX】よく使われるテクニカル分析

はじめに

以前にFXの相場の分析方法には、「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」の2つがあるとお伝えしました。今回は、2つ目のテクニカル分析について解説していきます。テクニカル分析は、プロのトレーダーも必ずと言ってよいほど使用している分析方法ですので、参考にしてみて下さい。

テクニカル分析とは

テクニカル分析とは、各種のテクニカル指標を使用して、今後の相場を分析する方法です。また、テクニカル分析は非常に多種多様で自分に合ったものを選んで使っていくことが大切になります。さらに、複数のテクニカル指標を駆使することで、分析の精度が高くなります。

テクニカル分析のメリット・デメリット

テクニカル分析のメリットとしましては、ファンダメンタルズ分析のように指標が発表されてから相場の方向が決まるのではなく、分析することで、次はどちらに動くのかが、前もって判断可能になるということです。逆にデメリットは、経済指標の発表時の急な相場の乱高下に対しては、非常にもろくなる点です。

主なテクニカル指標

テクニカル分析を行う上で、多種多様の中から選ぶのは容易ではありません。そこで、プロのトレーダーや専業トレーダーに人気のあるテクニカル指標をいくつか紹介します。ちなみに、テクニカル指標の細部まで説明しますと、1つの指標に対して1冊の本ができてしまうほどの容量になりますので、ここでは割愛します。

・ローソク足

テクニカル指標と言えば、まずローソク足です。ローソク足を理解していない段階では、FXで勝つことは不可能と言っても過言ではないほどです。ローソク足は、四角の本体に上下にヒゲと呼ばれるものが付いたものです。それぞれ形が様々で、1つ1つに意味がありますので、しっかり理解しましょう。

・移動平均線

移動平均線は、設定した任意の期間の平均値をグラフ化したもので、主に上昇トレンドか下降トレンドかを知ることができます。また、短期の線と長期の線を組み合わせて使うのが一般的で、短期の線が長期の線を上に抜いた時は、ゴールデンクロスと呼び、買いのサインになります。逆に下に抜いた時は、デッドクロスと呼び、売りのサインとなります。

・その他の指標

ボリンジャーバンド・ストキャスティックス・一目均衡表・MACD・RSIなど

まとめ

テクニカル分析は、FXで勝つために重要な分析方法になります。特にファンダメンタルズ分析では読めない時や、自身では判断できない時に後押しをしてくれるので、迷わずエントリーすることができます。しかしながら、テクニカル分析も100％ではないので分析とは逆に相場が動いたとしても、割り切って次に繋げることが大切です。